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ここのところリリースラッシュの続くウィスコンシン産メロディックパンクバンドTENEMENTの新作はUSED KIDSのKATE在籍のCHEEKYのスプリットです！混作はLET'S PRETENDとNO BRAKESの共同リリースで両バンド共に新曲を2曲づつ収録（えらい！）。
TENEMENTは相変わらずのさすがな安定感で1曲目から轟音ギターとキラキラおかずがのっけから出てくる「らしい」曲でにんまり。ソロのギターもやっぱりDINOSAUR Jr.な感じが疾走感をさらに増幅させかっこいいです。でも個人的にはこの音源のTENEMENTの2曲目に撃沈されてます。もろにGUIDED BY VOICESライクなメロディーに60'sポップなアレンジを施した「PERVERSE UNIVERSE」がむちゃくちゃ名曲だと思います。
CHEEKYは今作ではショボポップパンクを脱却して2曲ともルーツよりのパンクロックを披露し、1曲目ののちにいきなりまっしぐらに疾走開始する2曲目がくそかっこいいっすね。パンクロック全開で転げまわるような展開が80's USハードコアにも通じる荒々しさに絶妙なポイントで入るコーラスもいい。
しかしなんといってもTENEMENTの2曲目に打ちのめされたのでした。(O)



CHEEKY myspace: https://www.myspace.com/cheekyli