ようやくCRADLE TO GRAVEの3rdアルバムがリリースされました。のっけからまさにCRADLE TO GRAVEとしかいいようのないテンポチェンジなんだけどマル君のボーカルが哀愁炸裂してる。リキくんのギターもいつもよりも控えめ？でもその分メロディーが聴こえやすい！インストの"Revolution No.4"では炸裂してるか？でもこの曲の旋律はきれいだ。全体を通しては実験的な導入を色々やっていた2ndアルバムを経過してシンプルに戻った感じ。"Old Friend"の歌詞はすごい共感できます。その分個人的にはこの曲がこのアルバムのキーポイントとして引っかかるんだ。なんにせよ同年代の人間が未だに現役でやっていることが凄まじくうれしい。8曲あっという間に終わってしまう今作。確実にこれまでのCRADLE TO GRAVEのベストアルバムだろう。完全にCRADLE TO GRAVEとしかいいようのない音。でも、ブラ男も書いているけど新メンバーを迎えた今の新星CRADLE TO GRAVEの音源を早く聴きたい！(O)

前作の音源（SPRAY PAINTとのSPLIT）から8年も経ってるとは月日が流れるの早いです。クリスがドラムを叩いている時にレコーディングしたと話を聞いていたもののなかなかリリースの話には出ず。でクリスがカナダに戻ってしまいバンドのメンバーも代わりこのレコーディング音源も放置状態が続いた、、、が今年遂にリリース！しかしプロフィールの「KEN YOKOYAMAやBACK DROP BOMBといったバンドからの競演依頼も受け、それぞれのバンドと2マンLIVEも行っている」って!こんなコメントいらないでしょ(笑)さておき、なんでしょう。この形容できないサウンド。もうリキさんのギターがこれでもかって位全面に出たロック。これまでのアルバム通じても全く違うアプローチともとれるも、やはりクレイドルな歌い回し、メロディーは残る。音がやさしくなったとでも言うべきか。大人の音楽ですこれは(笑)これはキッズには難しすぎるし、メロディック･パンクの枠組みから完全に外れたクレイドル節と言うしかない。確かにこれは過去のアルバムと比べても全く新しく、これを超える作品はできないだろう脱退してしまった2名のメンバーと共に残した遺作でもあるだろう。さぁこれから新メンバーで出す音でどう変化して行くのかが更に楽しみだ。(B)