UKギターバンドの帝王MIDWAY STILLがついに待望のニューアルバムをリリース。11曲入り。さらにパワフルなラウドギターが炸裂し、極上のメロディーです。とにかくサビを聴いて欲しい！このサビで爆発するメロディーはMEGA CITY FOURのWIZを彷彿させるんですよ。もう地味だなんて言えないですよ。繊細で哀愁と美しさを同居させたメロディーと、グイグイと引っ張るハードなサウンドに流れるようなコード進行、疾走感とヘビーさでグイグイ突き進むリズム。そのどれをとっても極上のロックアルバムじゃないですか？！ってかルーポーのセンスマジですごい。今作品は最初聴いたときはあれ？と思ったのが正直な気持ちだったんだけど、2周り目にはすっかり虜にさせられちゃったよ。
収録曲から抜粋して紹介すると、これまでのMIDWAY STILLとは思えないほどダイナミックで伸びやかなメロディーをもつ「This Is How It Ends」余裕でテレビやラジオから流れてきそうなこのスケール感。ラストのサビのリフレインは一度聴いたら思わず口づさんでしまう。ぜひお金必要ないんでスーパードライのCMで使ってもらいたい。「No Guarantees」この曲はMIDWAY STILLファンに直球のMIDWAY STILL節。しかしサビのメロディーの突き抜けっぷりがこれまでの彼らと違うんです。そして「Cash Cow」。ライブでは確実に盛り上がり必至のパンキッシュなドライビングメロディックサウンド。この曲のイントロが流れ始めたら迷わずにダイブだろう。そして後半の「It’s Easy」彼らがシューゲイズを愛してやまないということがリフの時点でわかります。この浮遊感のあるファズギターサウンドに気だるく甘美なメロディー。ホントこいつらマジかよです。(O)

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