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2005年結成のメロディックパンクバンドPASSIVE CHORDが正式流通盤となる11曲入りのアルバムをリリース。これまでに自主や過去に取り扱いをしたupstairsも収録していたMDコンピ「John Player Special」など結構な数のリリースしてたけど今作は再録9曲に新曲2曲を加えた形でリリース！これがCRUZ的要素もありだけど完全に日本人独特のメロディーで逆にありなんです。最初の数曲で頭に浮かんだのは初期MUGWAMPS、VELOCITY、EGO TRUNK、DOES IT FLOAT、THIRSTY CHORDSといったバンド。でも後期VACANT LOTやSTAND GT、SICKOといった90's USポップパンクの亡霊も俺には感じ取れました。さらにはMC4、SENSELESS THINGS的なUKメロディックギターバンドたちも！鼻にかかったボーカルの声質がさらにそう思わせるのかも。恐らく彼らはいろんな音楽を聴いているんだと思う。だってCRUZかと思ったらパワーポップ、それからモータウンな感じに変わるしそれが狙ってるんじゃなくて自然に出てる感じなんだよね。個人的には5曲目の曲がすごい気に入ってます。Bメロの終わりのアンダースターンの上下に動くメロディーがツボです。いや、まだライブ見たこと無いけどこのバンド確実に見てみたいです！リリースは先日cassettecase boys（ex-loro）、from ten to nine、passive chord、Mainspringの4 WAY SPLITをリリースした静岡三島のfurther platonicsから。(O)