6曲入りのミニアルバムでガールメロディックファンのハートをがっちり掴んだブルックリンのCHUMPEDがようやく12曲入りで1stフルアルバムをリリース！すっげー待ち望んでいましたが、これが結果期待を裏切らない最高の一撃でしたぜ！1曲目を聴いた時点ではあれ？もしやこのバンドも一挙にインディー寄りへと変化なのかと思ったけど、最終的な感想はアルバムとして大満足な仕上がりだったよ。これは完全に初期CANDY HEARTSやDISCOUNT、それにSARGEまでも吸収したサウンドです。ってことでミニアルバム気に入ってくれている人は安心して手に入れてくださいな。しかし化けましたな。PIXIESの"DEBASER"まんまなコード進行の曲も完璧にガールメロディックに仕上げてるし、えー男ボーカルと思う曲ではミニでも感じたRVIVR的なピロピロギターが顔を覗かせるも、この曲の展開はSMALL（23）、DOC HOPPER、HUFFYな90'sファジーギターメロディック繰り出してきたり、疾走チューンで女性ボーカルってことでRVIVRのエリカメインの曲を思わせてくれたかと思うと、ミドルの曲ではMUFFSを思わせてくれたりと、結構お前ら引き出しあるじゃねーかと驚きました！けど、やっぱりSERVOっぽさもあるんだよなぁ。これはガールメロディックファンだけじゃなくて、うちで押しているようなメロディック好きな人は絶対に逃せないと思うよ。このバンド、ツアーに出れば確実にブレイクすると思う！このまま勢いのあるサウンドをキープして欲しい。LEMURIAのような進化も良いけどみんなそうなっちゃつまらないしね。絶対に間違いないので！(O)