せっかくアルバムも国内盤でもリリースされたのに2015年にひっそりと解散してしまったインディアナのメロディックパンクLIKE BATSのアルバムを除くリリース作品を全部まとめた編集盤が今頃リリースされました。JAWBREAKERやFIFTEENからの影響下にありながら日本のメロディックバンドともシンクロするサッドメロディックパンクがこのバンドの真骨頂で国内にも多くのファンがいました。リリース予定だったのにもかかわらず未発表に終わった2013年録音の4曲から始まり、DEAD BROKEのカセットコンピ提供曲、YOUNG DEVILRYとのスプリットカセット提供曲、TRAFFIC STREETの7"コンピ提供曲、同じくTRAFFIC STREETからの単独7"収録曲で、全16曲を収録。ここにてLIKE BATSを葬りましたとさ。と書いてみたものの、今聴いても破壊力抜群のバーニングサッドメロディックなんだな。掛け合いボーカルといい、疾走感といい、リズムの攻撃力といい、文句なしのかっこよさ。この作品をきっかけにもう一度アルバムを聴き直してみるのいいと思います。(O)