ボストンHCリバイバルは今や世界中に飛び火しているのか???スペインはバルセロナのNEWカマーの1stEP!一聴しただけじゃ『どこがボストン???』なんだけど、確かにこの転げまわる感じと展開がボストンだ!現行スペインバンドらしいヴォーカルのリヴァーブ感をそこにミックスした結果がこのサウンドになったとは!良いですな!そしてKOROのようなつんのめりと80'sUSハードコアなコード進行にはこれまたいいバンドが出てきたんじゃないかとニヤケちゃうこと死至!恐らく短命に終わるんだろうけど(爆)いや終わらないでくれ!アルバム出すようなバンドじゃないからEPだけでもね!さてさてボストンHCの神髄とは何か?それはギターを聴けば納得するのではないかと。そしてヴォーカルの入れ方等々ポイント、ポイントを突いた展開に拳突き上がる。更に短い曲に詰めこんだ展開の良さがこのバンドに惹かれるポイント!まんまじゃなくひねったのが分かるバンドってのがやはり耳に残る訳です。こういう音への拘りと熱心さが日本のバンドっぽさであり海外のバンドには少ないアレなんだと個人的には感じますね。ハイ。時にD.Y.SでありF.U.'Sでもあるサウンドをスペインの血で濁した傑作EP!!!懐古主義だろうと言われようがこれぞ80's馬鹿による80's馬鹿が聴くサウンドだろ!?(R)