※2022年11月4日リリース
※歌詞対訳に、日本ツアーやJAWBREAKER、MINERALとのツアーのことや、ニューアルバム製作過程のことなどを聞いたインタビュー掲載ライナー付き
「このPOHGOHのアルバムは、とても素晴らしい。信じられないくらいな傑作だ。」by J. Robbins(JAWBOX、BURNING AIRLINES)
今となって90'sエモを代表するバンドですが、活動していたのは実質3年間のみだったにも関わらず、解散後もカルト的な人気が続き、ファンの期待に押される形で再結成。そして、2019年9月のJAPANツアーは多くの人に感動を与えてくれた。そんな、フロリダのエモ/インディーロックバンドPOHGOHが、世界的なパンデミックの最中、JAWBOX、BURNING AIRLINESでおなじみのJ. Robbinsと再びスタジオに篭り3枚目のアルバムとなる「du und ich(You & I)」を制作!キャッチーなリフとダイナミックな世界観、Susieの存在感のある歌声と世の中をチクリと風刺する歌詞が前作以上にバンドの現在の充実感が現れている。4人編成のバンドサウンドにJ. Robbinsのハモンド・オルガンに、JAWBREAKERカバーでおなじみのGordon Withersのチェロも参加という豪華な布陣となって最高傑作を産み落とします。結成から27年経ても、ぶれることなく自分たちが信じているサウンドを最も大胆かつ聴きやすい方法で、そのパーツを再評価し、再構築しながら続けている。前作「SECRET CLUB」リリース以降は、MINERAL、JAWBREAKERの再結成ツアーにも指名されるなど、フロリダの1ローカルバンドだった彼女(彼ら)が、現在では全米での知名度を確立した。現在もSusieは多発性硬化症(MS)と数十年にわたる闘病していますが、「du und ich」は前作以上に、希望に満ち溢れたサウンドとなっていて、逆にこっちが励まされているかのようだ。一般的にPOHGOHのファン層はエモ/インディーロックが好きな人たちが中心なのだが、今作のこのキラキラ感はギターポップを好む人にも十分にアピールできるだろう。この3枚目のフルアルバムは、単なる素晴らしいアルバムではなく、生き残るための賛美歌であり、我々を打ちのめすものすべてに対する反論でもある。POHGOH史上、最高に愛が満ち溢れている作品。"Now I Know "はオープニングにふさわしい軽快な曲だし、"Weeds"や続く"Planet Houston"はギターポップ好きにもたまらない曲だし、"Hammer"や "I Never Remember My Dreams"はラウドパート、クワイエットパート、ラウドパートの展開が90年代エモの進化版みたいな感じだしね。そして最後の曲、"Words Are Harder"はほんとにもってかれる!この曲はラストにふさわしい曲!コメントが長いけど、それだけこのアルバムが素晴らしってことで許して!(O)
(収録曲)
1. Now I Know
2. Over-Under
3. Anger In The Belly
4. Weeds
5. Planet Houston
6. Hammer
7. Interlude
8. Not Cool
9. House Burned Down
10. I Never Remember My Dreams
11. Heavy
12. Words Are Harder