1984年からチェコシーンに君臨するZONA Aと並ぶプラハの現役パンクロックバンドPLEXISが11年振りとなるアルバムをリリース。全13曲入り。初期の彼等の活動期はやはり秘密警察にマークされ続けたようです。途中はGUNS N ROSESのようなハードロックサウンドに傾倒し終わったかと思ってましたが1998年に復活した際からまたパンクロックへ戻ってきて、今作ではさらに現代のサウンドも取り入れ、そこにチェコ独特の哀愁の合唱メロディーが搭載されています。もう70'sスタイルのバンドからは脱却してるけど、初期HYBRID CHILDRENのようなロックンロールとメロディックの融合という見た目から想像のできないキャッチーかつドライビングなパンクロックでかっこいい。やっぱりフィンランド、スウェーデンとメロディーセンス似てるんだよな。(O)