1997年MIDWAY STILLの一時解散後にボーカル/ギタリストのポール(通称:ルーポー)が同じくMIDWAY STILLのベーシストだったジャンと共に結成したGROUCHが1999年に唯一残した9曲入り1stフルアルバム。リリース当時流通の悪さからここ日本ではほとんど手に入れることのできなかった作品で、MIDWAY STILLファンですらこのバンドの存在を現在までも知らない人がほとんどじゃないですか?やっとルーポーにこのアルバムの権利が戻ってきたので日本盤仕様で登場!何故にこのアルバムを今になってWSが絡むかは聴いていただければ即時に理解してもらえるんじゃないでしょうかね。まさにこのアルバムこそがMIDWAY STILLのラストアルバム「LIFE’S TOO LONG」と復活後のアルバム「NOTE TO SELF」を繋ぐミッシングリンクと思える作品なんですよ。エレクトロを導入したアレンジなかったらまんまじゃないっすか?
ドライビングギターに、MEGA CITY FOUR同様サビで炸裂するキラーメロディー(2ndアルバムのMIDWAY STILLまではこのキラーメロディーがなかったため多くの方に地味という印象を与えているのは間違いないです)、さらにそのメロディーを強力なものにしているのは女性コーラス!半端ない伸びやかなメロディーとフックの効いたメロディーの応酬に圧倒されるはず!特に2曲目から4曲目の流れは鉄板です。MIDWAY STILLのニューアルバムと一緒にぜひ入手してもらいたいです。視聴時にも絶対にサビまで聴いてくださいね。(O)
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