90年代初頭に活動していたUKパンクロックバンドFLYING MEDALLIONSのメンバーが結成したサウスロンドン出身のポップパンクトリオWONK UNITの3rdアルバムが14曲入りで登場!前身バンドFLYING MEDALLIONSは、イギリスではMEGA CITY FOURやVISION OF CHANGEと同じくBIG LIFEからリリースしてて、レディングにも出演していたりMIDWAY STILLをオープニングアクトにしたり結構人気高かった。でも日本では全く知られていなくてSNUFFとツアーに出ていたりしたので一部の日本のSNUFF好きなメロディックファンには知られているといった知る人ぞ知るバンドだったよ。彼らが知名度を上げたのは前アルバム「Trolleys thank you」でSNUFFのダンカン・レッドモンズが加入したからかな。でもとにかくGREEN DAYのビリー・ジョーを彷彿させるアレックスの声質により、彼らのポップパンクソングはLOOKOUT〜DOOKIE辺りのGREEN DAYを思わせるパワーポップパンクにやっぱりイギリス人らしい哀愁のメロディーがいいんだよ。
この3rdアルバムは当初ダンカンもレコーディングから参加するっていう話だったけど、結局レコーディングスケジュールに合わせることの出来なくてレコーディングには参加していない。まあ、でもダンカンが曲を書いているわけではないので前作同様GREEN DAY的なポップパンクチューンからアコースティックギターをメインにした曲までとポップさは前作同様。特に1曲目のオープニングナンバーはSPECIALSを激彷彿させるTWO-TONE SKAという渋さ!これはタイトルが"SPOOKY HOUSE(お化け屋敷)"ってことでSPECIALSの"GHOST TOWN"をオマージュしたからじゃないかな。彼らの歌詞は発音も訛ってるし、言語がわからないと理解しづらいと思ったし、歌詞込みではないと彼らの魅力が伝わらないかなと思ったので、初回入荷分には対訳をつけてみました。
個人的にはGREEN DAYの新作三部作に続く4作目(クアトロ)ってことにしてます。このクアトロしか聴かねーんだけど(爆)。イギリスのポップパンク好きな人はそろそろ注目してみてくださいね。(O)
視聴は
こちらから
前作のPVでダンカンがいびられてるやつ