デモ一作をリリースしただけで、1stアルバムがキリキリヴィラからリリースされるという幸運を掴んだ吉祥寺を中心に活動を続けるSUMMERMANが学生生活を終え、社会人となり10曲入り2ndアルバムを自主でリリース。周りの環境も変わり新たなるスタートという心境なんでしょう。しかし、このバンドもっと注目されても良くないですかね?1曲目"White"のイントロのキラキラリフの時点でワクワクさせられますよ。メロディックとエモ/インディーロックの中間のサウンドだからなのか?それって良いとこ取りで最高じゃんかな。ナカザワがむかつくからなのか?(笑)PopKidのTimも現在進行系の日本のバンドで最も好きなのはSUMMERMANと公言してるのに何故なのだ?1stアルバムリリース以降、ジャンルを問わずに多くのバンドとライブを重ね、音楽性の引き出しもメロディック、エモリバイバル経由でインディーロックまでとどんどん吸収していった楽曲は、1stアルバムと比較にならないほど奥深く、また自主ということでリラックスした感じがレコーディングからも伺え、彼ら本来の姿が詰まってると思う。今作は日本語詞による曲も1曲ある。これもメッセージ性はないんだけど、いまーって一緒にくちづさんでしまうのは、初めてライブで聴いたときから一緒。それからCHESTER COPPERPOTの"NO WONDER"のカバーとか渋い!SUPERCHUNKやTEENAGE FANCLUBからANNABELやDOWSINGが引き合いに出されてるけど、確実にCHOPPER解散後メンバーが結成したPYLON好きな人もたまらないんではないだろうか。それから当然のことながら今作でカバー収録してるCHESTER COPPERPOT。つまり、メロディック、エモ/インディーロック、ギターポップ好きな人にもしっかり届くグッドメロディーってことすよ。アートワークはJOHNNY FOREIGNERのLewes Herriotだぜ。(O)
レコ発企画は4/21(土)吉祥寺WARPにて!GWのMUNCIE GIRLS初の日本ツアーも3会場帯同しますんで、ライブ見に行ってごらんよ。