※デジパック仕様、帯、歌詞付き
※mixed by Matt Allison(Alkaline Trio、The Menzingers、The Lawrence Arms)
九州といえばSCREAMING FAT RAT、PEAR OF THE WEST。それにあの1000 TRAVELS OF JAWAHARLALを始めとする層の厚いメロディックパンクバンドが真っ先に思い浮かぶけど、古くからジャンルを問わず良質なバンドを産み出してきてもいる。このTHE MSGSも1stアルバムでポップパンクファンにはすでに知られている存在になってるよね。イギリスから福岡へ移住したポールを中心に、snarekillsnationやかつてはSnuffyからリリースしてるCENTERHITSなどで活動しているGIVEGIVE、MIRABILLISやthe PRACTICEのサポートも務めるTetsuにより結成。2017年にお馴染みのimomushi recordsからリリースした初の純粋なポップパンクバンドで、リリースされると3コードポップパンクファンの間ではすぐに話題になったよね。すでにHARD-ONS、TEENAGE BOTTLEROCKET、ACCIDENTEでも共演を果たしているしそのTHE MSGSの待望の2ndアルバムはWaterslideからのリリースとなりました!そして、ヨーロッパでもMonster Zero Recordsからと決定してますよ。
そう、1stアルバムは、Lookout! RecordsやMutant Pop Recordsな90’sポップパンク全開でGREEN DAYファンからも人気があったのも頷けるサウンドだった。この2ndアルバムでは、そのポップでほろ苦いグッドメロディーはそのままなんだけど、さらに彼らの持つ音楽の引き出しを広げた内容になってるんですよ。実際に個人的にこんな表情をこのバンドが見せるとは思ってもなかったと言うのが俺の個人的な感想。もちろん、良い意味でだよ。彼らのサウンドの核になっているのは、もちろんポップパンク。でも、Danny VapidやBRACKET、カナダのSTAND GTなんかを思い出させるパワーポップパンク要素もあり、LEMONHEADSやTHE POSIESのような90年代のCMJ的なメロディックギターサウンドを奏でる「Alison」って言う曲まであるんだもん。で、先日リリースしたデジタルコンピアルバムにも収録したこのアルバムではラストに収録の曲の出だしのイントロなんてもろにCRUZIANしちゃってるしね!このアルバムでもっと多くのポップ/メロディックパンク好きにも注目されるようになるでしょう!いや、なって欲しい!そんで、このアルバムは、メロディック界のレコーディングにおいては超重鎮のMatt Allisonのミックスが冴え渡ってますよ。この情報だけでシカゴメロディクファンはおお!ってなるよね。
"10 songs as if Danny Vapid was singing for Descendents with Green Day jammin' some old Lemonheads tunes in the other room. Wowsa!" (Kevin Apers / Monster Zero records)
(収録曲)
1. September SKy
2. Home
3. Victoria
4. Half
5. Tarantula
6. Morning Sun
7. Everlong
8. Alison
9. You Dont Have To Go
10. Ray Gun