前作の2曲入りデビュー作からヴォーカルが抜けたのか?ベーシストがコーラスからメインヴォーカルになったことでPUNKの粗々しさは薄れよりWAVYな無機質へ。ただ感情の無い無機質では無い語感やメロディーを意識したヴォーカルの入れ方が特に素晴らしい2ndシングル。前作までのトランペット=X-RAY SPEX、バンド名となったSLITSを引き合いに出す必要は無く、世界を見渡せば数多くのPUNKバンドがNEW WAVEに傾倒しているのでは?と思えるほど良く名を耳にするも、このスタイルは被るバンド少ないのでは?という歌の乗せ方と狙った録音の拘りが解る。ジャンルを知らずともカッコ良い曲。なので前作とは別物になっているハズ。NEW WAVEやPOST PUNKから引き合いに出せる音と質感なのは通ってない俺でも感じるが、如何せん対象となるバンド名が出て来ないのでこの辺で失敬。(R)
こちらは日本のVindictivesですよ!Littersで活動していたカナちゃんが始めたバンドの2nd音源がHardcore Survivesから7"で3曲入りで登場!カナちゃんがボーカルを取るようになって1曲目から前作よりも明るい印象がして、GO-GO'Sのプロダクションがよりパンクロックだったらって印象を受けました。個人的にこれは大好きな音!それからやっぱり1stの時にも感じたんだけどDEVOのような近未来的な雰囲気を持っているパンクロックサウンドじゃないでしょうか。ラストのイントロのギターの反復リズムのカッティングはドキドキしちゃう!(O)
※参考までに前作の音