ex-THURSDAYのBILLによるKILL WEALTHY DOWAGERの9曲入り2ndアルバム。なぜにTHURSDAY関連を入荷したかといいますと、これゲストボーカルにFARSIDEのPOPEYEが参加してるんですよ。それに2000年初旬に活動していたエモーショナルメロディックバンドEX-NUMBER FIVEのALFも参加なんですよ。EX-NUMBER FIVEってFARSIDEとSHADES APARTの中間みたいな音でかっこ良かったですよ。さてこのKILL WEALTHY DOWAGER。POPEYEが歌っていなくてもかなりFARSIDEっぽいです。FARSIDEの2ndアルバムの延長線上のよう。2曲目の"What's Behind Door Number Two?"でPOPEYEの声が聞けるんだけど、いやーすぐわかるもんだ。この声カッコいいですよね。3曲目の流れるよなエモーショナルメロディックの曲ここでALFが来るんですが、これむちゃくちゃはまってます。とにかくこのアルバムは前半がエモーショナルメロディックで最高なんだけど、後半に行くに従ってプログレ要素が高くなってしまうのが個人的に残念。前半の勢いのまま最後まで聴かせてくれればいいのにな。(O)