世界中に蔓延したTRAGEDYブームも2012年に出た4thアルバム『DARK DAYS AHEAD』で鎮火した感はあった。もうこのサウンドはやりきったというか攻撃性が薄れたというか、このアルバム自体からはかつてのTRAGEDYの勢いは感じなかった。重いしエモいっちゃエモいしね。あれから6年ですか。TRAGEDYなんてワードも見なくなって新譜が出ると聞いた時はLIMP WRIST同様にもうそこまで情熱は傾かないだろうと斜に構えてました。そしたら、、、マジかよ!!!めちゃくちゃカッコ良いじゃない!これぞTRAGEDYの破壊力だろ!そうこの緊張感!完璧だよ!3曲目の“KICK AND SCREAM”聴けばTRAGEDYはこれだよこれ!!!ってなるし燃える音楽ってのはこゆレコードなのよ!間違いなく2018年の5本指に入るね。やってる事は何一つ変わってないけど、曲がシンプルに戻っていながら兎に角ツボを突いたJAPANESE HARDCORE!このドラムが前に出る感じがやっぱ最高なんです。『VENGEANCE』聴きまくって拳振り上げてたアノTRAGEDY復活じゃないかと!(R)