お馴染み80'sボストン・ハードコアPROLETARIATの2018年復活アルバムがアナログ化!2018年に先にシングルを出して復活し、同年にアルバム出していた80'sボストン・ハードコアPROLETARIAT。速さを求めるバンドが主流のハードコア・シーンで詩的でマルクス主義を打ち出した歌詞にGANG OF FOURやKILLING JOKEの影響を出したPOST PUNK的サウンドは名作オムニバス『THIS IS BOSTON NOT L.A.』の中でこのバンドだけが異端であり、アルバムの『SOMA HOLIDAY』はアルバムを通してなかなか聴く気になれない起伏の無さ(歌詞とこの冷淡さに良さがある)も、細分化されたPUNK/HARDCOREを通った後に聴くとまた印象が変わりました。三十数年ぶりの音源ってことで当たり前なんでしょうが、この新作は時代に合った録音というか、低音とダイナミックになった楽器隊の音作り、よりダンサブルにも聴こえるハイトーン・ヴォーカルでメッセージ性の強さとは裏腹に、聴きやすいというか王道になった印象が強いです!POST PUNKヒリヒリとした中に突如HARD ROCK投入のような曲もあり、レンジの幅が広いサウンドは言葉で説明するより一聴です!
-収録曲-
A1 INCARCERATION INCENTIVE
A2 INDIAN REMOVAL ACT
A3 SCAB
A4 SOFT TARGETS
A5 BOMB REMOVAL PRACTICE
A6 THE MURDER OF ALTON STERLING
A7 SHALE
B1 MOVE
B2 WEALTH OF NATIONS
B3 REACH EXCEEDING GRASP
B4 TROPHY KILLS
B5 VULTURES
B6 CONSUMPTION