HIS HERO IS GONEが終焉を迎え、ロケーションをポートランドに移しスタートさせたTRAGEDY。1stもかなり話題になったがやはり決定打となったのはこの2ndじゃないでしょう。ちょうど来日も重なり国内盤が先行でリリースされ聴いた直後"血肉が踊る"とはこの事を言うのだなと感じたのを思い出すほど。80年代の日本のハードコアを愛すが故、特にDEATH SIDEへのオマージュが随所にに感じられるメロディーあるギターが最高と言わずに何と言える?ドラムのオカズの入れ方もニクイほど。あーここでそれ入れちゃうんだ〜とニヤニヤしてしまうほど。これは色褪せない名盤ですよ。DAMNEDやBUZZCOCKSをたま〜に聴いても歌えるしメロディー口ずさめますよね?それと同じことが"CONFLICTING IDEAS"や"BEGINNING OF THE END"に言えるんです。でもって最後の"NO WORDS"が死ぬほどカッコ良いと。はっきり言ってTRAGEDYはこの2ndだけ知ってれば十分です。俺は一生フェイバリットの1枚に挙げ続けますよ。 (B)