※WHITE VINYL
RUN FOR COVERに移籍してリリースされた2ndアルバム12曲入り。パワーポップ、メロディックを合体させたようなサウンドでとにかくメロディーがポップでいいんです。そして疾走感のあるサウンドも。疾走感を出し過ぎるとメロコアになりそうな感じもするんだけど、彼らの場合ユニゾンコーラスやBEATLES、BEACH BOYSな感じもあって相当サマーポップに仕上がってる。WEEZER、JELLY FISH好きな人やエモのポップで疾走感あるの好きな人まで気に入ってもらえるんじゃないかな?ラストの大名曲"War On a Feeling"は7"バージョンのほうがかっこいいけど、このバージョンでも充分すぎる名曲。パワーポップパンクファンはこの曲絶対好きでしょう。そうでしょう!(O)
なんすかこのセンス!?基本的に最近っぽい音作りのバンドですが、音楽性がかなり多様!1曲目はINTO IT, OVER ITみたいなインディーロック的に始まったかと思えば途中でかなりパワーポップ的なキャッチーなサビになるし、2曲目はラテンのリズムを若干取り入れたりしてるし、メロディックパンク的アプローチもあるし変幻自在!しかも曲ごとに変わるのではなくて1曲の中で変幻自在に変化していくアレンジセンスはかなり秀逸!そのアレンジセンスもさることながらメロがちゃんとキャッチーなのが偉い!でも全部が全部そういった曲でもなくて、ラストのWAR ON A FEELINGみたいなストレートなむっちゃ良い曲もあります。そして色々な音楽を吸収しながらも根底にあるバックボーンは明らかにパンク!だからか物凄くクオリティが高いのにあまりメジャー感がないけど、やっぱりクオリテイは高いっすよこれ。聴いていてホント飽きないし、色々楽しめます!INTO IT, OVER ITのニューアルバム好きだった人は間違いなく好きだと思います。かなりおすすめ!(KP)