※ハンドメイドシルクスクリーンプリント
※各バンド製作のブックレットつき、ステッカーも色々
※限定500枚
SQUARE OF OPPOSITION、CHUMPIRE、I HEARD YOU HATE CASSTESのペンシルバニア3レーベル共同でリリースされたペンシルバニアの4バンド収録の4 WAY SPLIT。メロディック、エモ両方のファンににんまりさせてくれる内容ですよ。ってかCHUMPIREが未だに活動してることに衝撃を受けました。このレーベルからリリースされてるMONTGOMERY BURNS収録の7"コンピは未だに大事にしてます。
まずはFLORENCE & LIBBY!このバンドでギターを弾いているのがそのCHUMPIREを運営しているGreg、そしてメンバーにはPseudo HeroesのBrandonも在籍してます。そのサウンドはホント懐かしさいっぱい。エモとメロディックの境界がされてなかった90年代中旬のヘロヘロな感じでもろにローカル色があって、御味じゃなくて聴きこむごとに良さが滲みでてくる感じなんですよ。もうほんとに予測不可能なヘロヘロっぷりが癖になる(笑)5曲収録。
続くKIDS!KIDSなんて数あるバンド名ですがこのKIDSは7曲収録されてることから想像つくように怒涛のショートショボカスハードコアチューンかと思うと時折激情カオティックハードコアの風貌を披露したりと、一言で言うと「忙しい」です。7曲中6曲が1分以内なのでブックレットの歌詞を追っていないとどんどん次の曲に進んでしまいます。ラストだけは3:30の尺のカオティックハードコア。しかしバックのギターが細かいことをやりまくりでやはり忙しい(笑)。
B面に裏返すと一気にレコーディングクオリティーあがります。TOPSHELFからのリリースで今や全米中に其名を知らしめているランカスターの激情カオティックエモ・WE WERE SKELETONS!彼らは1曲の中に練り込むタイプなので他のバンドに比べると長めの尺の2曲収録。静かに幕を始め一気に爆発し多用する展開といいテンションマックスないつものWE WERE SKELETONS節がココでも炸裂してます。不協和音全開で一聴するとポップに聴こえるけどやっぱり違うミドルテンポの2曲目も後半の反復リフはすごいです。何故彼らがこの4 WAYに参加してるかというと彼らが自主でリリースした1stアルバムの製作時にCHUMPIREが協力したからそのお礼のようです。こういうつながりいいね。
そしてラストに個人的な爆弾が仕掛けられているのです。初めて名前を聞いたPAXTON。これがむちゃくちゃいいです。メンバーはOxygen Destroyer、Masato Tanaka、Wiccan、Get to the Chopperで活動してるそうですが、それも知らねー(笑)。ショボメロディックファンはこのバンド目当てでも手に入れる価値アリです。4曲収録されてるし。これがWALKERを思わせる声質による切ないローカルメロディックで、FRACTUREや初期WESTON、CRINGERなんかを思い出させるポップパンクとメロディックの間のサウンドでこれはいい!しかし曲目"Tecmo Superbowl"ってそんあクソゲーに思い出が詰まってるなんて(爆)。そこを含めてもこいつらサイコーのB級色です!(O)