名古屋のメロディック・トリオが6曲入りの新作をリリース!90年代の哀愁メロディックやエモを思わせるリフワークはお馴染みの要素ですが、ポイント、ポイントでストップ&ゴーを使うあたりは哀愁メロディックの名の元に多くのバンドが存在する中このバンドのオリジナリティーと勢いを生む。以前の音源では同郷NAVELなんかが引き合いに出されてましたが、個人的にはこの音源からはNAVELと言うよりもっと西のメロディックバンドが出す男臭ささを感じました。泣きのギターだけど熱さがみなぎるみたいな。MINORITY BLUES BANDの最初の頃なんかを強く感じさせるのもスピーディーかつダイナミックでドライヴィンな哀愁メロディック・ギターが炸裂しているからでしょう。特に6曲目の“PLASTIC GIRL”なんて大合唱間違いなしの名曲かと。ヴォーカルの声、歌い回しが楽曲にマッチした泣ける哀愁メロディックです。(R)