※ゲータフォルド紙ジャケ

CHINESE BURNS UNIT、LAWNSMELLのGlennがBOOM BOOM KIDのオーストラリアツアー用のコンピレーションCDをリリース！タイトルにニヤリとさせられますが、降って湧いたかのような音楽業界の昨今のアナログブームについてもチクリと物申しているところがナイス！日本にも9月にやってくるex-FUN PEOPLEのアルゼンチンのパンクゴッドBOOM BOOM KIDが一足早くオーストラリアツアーをやります。そのツアー費用をサポートするために、各地で対バンをするバンドが結集して制作され、ライブ会場で販売される予定の音源がこちらです。もうメンツ最高なんだよね。だって、首謀者のCHINESE BURNS UNITは当然としても、HARD-ONSも収録されてるし、オーストラリアのB級ポップパンクバンドとして知る人ぞ知るAMATEUR DRUNKS、それにLAWNSMELLの女性ボーカルGinaとGlennが新たに結成したHELLEBORESの初音源が収録されているんだ。参加9バンド2曲づつ収録されてるボリュームもありがたや！BOOM BOOK KIDのファン層が幅広いことが証明される参加バンドの音楽性。これで新しく気になるバンドを探してみてはいかがでしょうか。個人的にはCHINESE BURNS UNITの新曲2曲の時点でぶっ倒れました。HARD-ONSもうれしいことにこの音源のみに収録の2曲だぜ！AMATEUR DRUNKSも相変わらずお前ら90年代のイギリスのバンドかよ！と突っ込むこと間違いなしな青くしょぼくささにブレはない！ほんと初期のCHOPPERとかPSEUDO HIPPIESみたいなんだもんな。BOOM BOOM KIDは2018年リリースのニューアルバムから既発なんだけど、なんとかしてこのアルバムを入荷せねばと闘志がつく曲だしね。そして楽しみにしてたLAWNSMELLのGinaとGlenn夫婦のニューバンドHELLEBORES。うん、全然変わってない、安心した！アルバムも作るって言ってたからこれは楽しみが増えた！HARD-ONSは2018年に録音されたデモ音源を提供。おそらく現在ニューアルバムを制作中だからそのためのデモだと思う。HARD-ONSらしい、ハードなロックンロール1曲に、サイケポップパンクな1曲を収録。あとNO REASONというストリートパンク色のある哀愁メロディックバンドが気に入りました。視聴できるとこないけど、まあ当然外せない1枚でしょう。(O)