2010年の再々発盤500枚プレスのうちBOSS TUNEAGEメールオーダーおよびメンバー分150枚限定YELLOW VINYL。通常盤はホワイトビニール。

更にリマスターされた事がでかい。なんせオリジナル盤の音のつぶれようが聴くに堪えないとメンバー談。まぁ確かにかなりの風呂場サウンドなのは確か。なんですが、個人的には嫌いじゃないんですよね(笑)。スネアの音（特にロール時）とかいい音なんですよね〜スティーブがめちゃウマなんで余計際立つ。全体的にもそんな悪くないと思ってしまうのは散々聴きまくったんで耳が慣れてしまっただけかもですね！で肝心なリマスターされた音ですが技術って凄いですね。全く別の音になっちゃうんですもの。輪郭の薄かったギター(かなり丸い音だった）なんてかなり歪んだラウドなメタリック音！初めこれには正直違和感だらけでした(今はもう慣れてこれはいいぜ！に変わりました）！本来こういう音出したかったのかと。動きの多いベースラインもこもった音で埋もれていたのがかなり前に出ました。カルヴが使ってる80年製のKRAMER XL-8のベースがまたカッコいいのなんのって！KRAMERと言えばDISCHARGEのレイニーのVとか有名で、WRETCHEDのベースも79年製のDMZ使ってたりとまぁカッコいいバンドのベースはけっこう使ってるんですよね。見た目も渋いんで！まぁHERESYは全ての音源のジャケも含めセンスのかたまりみたいなバンドなんで！ではでは肝心内容ですがこれまでスピードの事は散々言ってきたので速いバンドってのはお判りなんですが、やっぱ速いっす(笑)あと単調な曲が一つもないってのが凄い。リフとか凄い凝っていてかつこれでもかってくらい1曲に詰め込まれてるんですもの。US、UKうんぬん言うならHERESYってジャンルでいいんじゃないでしょうか(笑)それぐらい独特な曲構成された音源がつまったアルバム。各パートの強い個性が攻めぎ合い爆発。ここまで来ると音の悪さなど問題なくなりますよね（俺だけ？）綺麗な音録りたきゃメタルやれよって話、、、とは違いますね。個人的はB面の1曲目'DEDICATION FROM INSPIRATION'がたまらなく好きな曲で、後半のジョンの歌い方が変わるパートが最高に渋く曲の構成も完璧。あと注目して欲しいのは曲のイントロのドラムのキック。シングル･ペダルでこんな正確に打てるのスティーブしかいない。友人と熱く語り検証したもんです。さてさて当時このアルバムはイギリス、カナダ、オランダ、日本でリリースされ合わせて9,000から10,000枚も売ったの考えると改めてこのアルバムが重要なのが分かる。つかオランダ盤は見たことないです。お持ちの方連絡下さい！とっかかりはなんであれハードコアに興味が少しでも向く機会があればHERESYです。HERESYで行きましょう！FACE UP TO IT!(B)

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