エモ/インディーロック/メロディックと幅広そうに受け入れられているP.S.ELIOTのギターボーカル、そしてギターポップ/ポップパンクバンドBAD BANANAでも活動していたKatieによるソロプロジェクトWAXAHATCHEEの11曲入り1stアルバム。1曲目の歌声が聞こえてきた瞬間、彼女は絶対に近いうちにでかい会場でライブやってる姿が浮かびました。まあ俺の想像なんで当たるかはわかんないけど。シンプルにギターと彼女の声。そしてベッドルームローファイレコーディングのような音色。これ完全に90'sインディーじゃないですか。ギターポップから派生していったあの時代思い出します。素朴で飾らない真っ直ぐなメロディーを自然体に歌い上げているからこそ伝わってくる。メロディー自体は当然ながらP.S. ELIOT直系だけど、全然違います。このまま終わってしまうと沈んだ感じになりそうだけど、最後に鍵盤を入れた曲で一気に持ち上げてくれる。LEMURIA、MADELINE、Tilly & The Wall好きな人も、そうでなく物思いに耽たい方もこのアルバム試して下さい。普通に素晴らしいです。(O)





ストリーミング: http://www.punknews.org/bands/waxahatchee