※ダウンロードコード付き
※GREEN/BLUE VINYL（200枚限定）

USはASIAN MAN RECORDS、ヨーロッパはMONSTER ZEROというポップパンク鉄板レーベルからのリリースで、すでに日本でも知名度の高いスコットランドのラモーンパンクトリオTHE MURDERBURGERSのニューアルバムが登場！ラモーンポップパンクバンドいるにいるけど土地柄か、産まれては消えていくUKやスコットランドという土地から継続して精力的に活動を続けて世界中から支持を得ているのはこのTHE MURDERBURGERSが初めてかもしれませんね。ホントにUKってのは知名度上る前に消えちゃうポップパンクバンド多いんでね。SCREECHING WEASELやTHE QUEESといった90年代のラモーンポップパンクや、THE ERGS!以降の00年代のラモーンポップパンクリバイバルの波には結成時期のせいで乗れはしなかったけど、好きだから続けるという信念で動き続けている。そして彼らが行き着いたのは、これまでよりも切なく哀愁のメロディーを持つサウンド。これが個人的にドンピシャ！DANNY VAPIDの哀愁を搭載した感じを想像して欲しい！不覚にも泣きそうになりました。そう、ラモーンポップパンクの持つ魅力というのは、何万というバンドが同じコードをシンプルにかき鳴らしてる土壌において、いかにメロディー、コーラスの展開でセンスが「ある」か「ない」かで良し悪しがはっきりと出てしまうサウンド。だから誰でも簡単に始められる一方、評価してもらえるのは難しいと思います。そこが面白いところだと俺は思うんですが。
その中でもTHE MURDERBURGERSは、これまでもゴキゲンで直球3コードポップパンクアルバムを産み出してきたけど、今作はこれまでと違いストレートに感情を揺さぶるメロディーの物悲しさが半端ない。確実に一段上のレベルに登ったんだろう。MVはミドルテンポのサッドポップパンクが上げられてるけど、もちろん速い8ビートのもあるぜ！
今作のレコーディングメンバーがこれまた豪華！Dear Landlord/Off With Their Heads/House BoatのZack Gontardがギター＆コーラス、Masked IntruderのIntruder Yellowがベース＆コーラス、同じくMasked IntruderのIntruder Redがドラム、さらにThe Copyrights/Dear LandlordのAdam Fletcherもコーラスで参加と現在進行形のUSポップパンクのメンツが大々協力のもと録音されています！これが実現したのも彼らが精力的に世界中をツアーしまくったおかげだろうね。歌詞は想像以上に暗いけれど、暗さの中に光が見えているそんな希望もある歌詞も対訳付きなので。(O)