新品デッドストック発掘1枚のみ!来日経験もある激渋なジャズ・ポストハードコアバンドKARATEの2004年にリリースされたスタジオ音源としては6枚目のアルバム。3rd、4thと並びこちらもベストアルバムに推す人が多い作品。ジャズ、ダブといったリズム隊のグルーヴにポスト・ハードコア経由の硬質な音作り。そこにGeoff Farinaの自由なギターとスポークンスタイルだけどメロディーのしっかりとあるエモ/ポストロックアルバム。とにかく渋いし、簡単に予測がつかない玄人好みのサウンド。以外にもKARATEの中でも結構明るい曲調が多いね。この作品をリリースした翌年にGeoffの耳のトラブルが発覚してバンド活動を継続できなくなってしまったためラストアルバムとなってしまうんだな。しかしインプロ的な作曲の力とつぶやくような歌唱法ハマるとかっこいいんだけど、これ10代の子が一番好きなのKARATEですって答えられたら将来どうなっちゃうのか不安になるねw このバンドも復活してもらいたい!(O)