JAWBREAKER影響下のエモーショナルメロディックを奏でていたこのバンドも96年リリースの2ndアルバムではグッと世の中の流れと同様にエモ化が進んでます。ところどころに1st同様のメロディックな曲もあるけど、演奏自体がJAWBOXなどの影響下にシフトチェンジを思いっきりしててDischordantな感じになってきててスウェーデン、スペイン同様のいかにもユーロエモなアレンジになっていますね。AINAや3rdアルバム以降のSTARMARKETとも共通項が多く所謂オルタナエモな仕上がりに。これもこれでエモ/インディーロックメインの人はありだけど、個人的には1stのメロディックな感じをこのバンドに求めていただけに、当時聞いた時はえー変わっちゃったのと思ったな。けど、このアルバムはセールス的に成功して彼らはヨーロッパでは知られた存在になるんだな。BOB TILTONとかのUKエモ/ポストハードコア好きな人もチェックしてみてちょうだい!(O)